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桜の開花とライダー再誕

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桜の開花も終わりまして、前回ブログを投稿してから既に2ヶ月半が経とうとしておりますが、皆さんはお花見には行かれましたでしょうか?

先々週まで毎週木曜日は3週連続で雨に祟られておりましたので、私は晴れた日にお花見に出かけることは出来なかったのですが、長女が母と一緒に目黒川の桜祭りへと出かけた際、撮影してきてくれたフォトを今回のブログ投稿では使わせて貰いました。綺麗でしょ?

長女は現在、都内の医科大学付属の某看護学校へと通いながら看護師を目指しておりますが、色々と大変なことも多いようですし、良い息抜きになったんじゃないかと思います。写真からそんな事を感じました。

それから最近、うちの治療院の玄関先には、3枚の桜の自信作!?が掲げられておりますけれども(笑)、あちらは私の母が撮影してきたお写真です。緑区の「こどもの国」で桜や鯉のぼりを撮影してきたそうなんですが、是非、治療院にお越しの際はご鑑賞下されば幸いです。宜しくお願いいたします。

しかし毎年思うことですが、桜はやっぱり綺麗ですね。心が洗われます。

お話は変わりまして・・・ここ3月中盤から4月前半にかけて、実はスポーツ障害系のご相談が非常に多かったのですが、春先に一番気をつけるべき事というのは、『冷え』なんですね。

『冷えを放置しておくと、自律神経系が狂いやすい』のは、皆さんも御存知だと思います。そして日中が暖かくても、朝や晩などに『寒いな・・・』と感じたならば、積極的に身体を温めるよう心がけて下さいね。

特にお仕事で夜遅くなってしまうような方々や学生さん達は新学期が始まり部活動等も活発になってくる時期になりますから、『疲労+冷え』によって、体調不良になったり、筋肉や関節の故障原因へと結びつきやすいと言えるでしょう。

今年の春先は日中と朝晩の気温差が10℃くらいになる日も多かったので、施術室のエアコンも暖房を入れたり切ったりしながらの毎日でしたし、お越しくださる皆さんも衣服を脱いだり着たりで体温をコントロールされていたご様子でした。

昨年は5月中から冷房を入れはじめていたくらい春先が暖かったことを考えると、今年はやや平常通りへと気候が戻ってきたのでしょうが、そうすると『春冷えしやすい』ということにもなりますから、やはり普段からの体温調節の鍵を握っている、衣類や寝具、また暖房による室温調整は欠かせませんし、毎日の入浴はとても大切になってくるでしょうね。

是非、日々のコンディショニングを大切に心がけて下さい。身体を日々温めることが肝心ですよ。



さて・・・またまた、お話は変わります。

今日は何をお話しようか・・・と、色々考えてみたんですが、『春』と言えば、やっぱりモーターバイクです。

もちろんプロ野球も開幕しましたし、アメリカへと渡ったマー君も頑張っているので、そういうお話もあるんですが、やはり横浜・多宝堂治療院のエピソードの方が、とても身近な話題になりますので、今日はそういうお話をしようかと思います。


私とほぼ同世代の男性が数年前に起こし下さったのですが、その男性からのご相談は・・・こういったものでした。

「実は色んなところで腰痛の治療を続けてきたんですけど、全く治らないんです。何とかして下さい。」

そんなご相談でした。

プライベートになりますので、詳細はお話出来ませんが、この男性の腰痛の原因はお若い頃に仕事を続けてきた最中に腰痛が発生。その後、腰痛が慢性化してしまい日常生活に支障を来してしまうほど酷かった・・・そういったものでした。

そんな状態の中で、近隣の整骨院へと通院しながら治療を何年にもわたり続けていらっしゃったようですが、その「慢性腰痛がなかなか治らなかった」・・・そういうお話だったのです。

「休みの日に子供と遊んでやりたくても全く動けないんですよ。女房も半ば諦めてるんでしょうね。お父さんはアテにならないって思ってるんですよ。」

男性のお話を伺いながら、私はこんなことを考えていました。

(どれだけ酷い腰痛だって、きちんと状態を確認しながら順を追って治療していけば絶対に良くなるんだけどなぁ。一体、どんな治療を受けてきたんだろう・・・。それともよっぽどお仕事で腰に負担が多いんだろうか・・・。)


治療を開始させていただいた時に、身体全般の状態を確認してみると、たしかにその男性の腰の痛みは酷いものでしたが・・・それだけ身体の状態も酷かったのです。

全身にわたって血行不良があり冷えの症状は最も酷いものでした。

足先は非常に冷たくて、皮膚の色は青白い状態です。足の筋肉は全てやせ細っており、首から腰にかけての筋肉の状態はかなり硬直しており、正常に筋肉が伸縮できない状態でした。

いわば・・・これは『ギックリ腰が慢性的に固定化されているような状態』に陥っていたわけです。こんな状態では、まともに動けるわけがありません。


(これじゃ、まともに歩くのもシンドいんだろうなぁ・・・。)

私はその男性の身体の状態を確認させて頂きながら、そんな風に感じていましたが、長年の通院生活で治療への意欲が失われてしまっているのではないか?そういったことも感じたので、私はその男性にこんな言葉をお伝えしました。


「○○さん、少し時間がかかるかもしれませんが、必ず腰痛は治りますから。僕は今まで腰痛を治療してきて治らなかった患者さんって見たことが無いんです。絶対に良くなりますよ。」と。


長年、腰痛で苦しんできた・・・そういう患者さん達は希望を失っているような方が非常に多いのです。しかし治るものは治るのです。諦めなければ必ず治ります。

しかし心の中で、『ほぼ諦めきっている方』というのは、なかなか良くならないものなのです。これは施療家として28年間生きてきた中で、様々な腰痛を治療してきて得られた私の結論です。

その上で・・・『腰痛は必ず治る』・・・そういう希望を得ていただくためには、「まず現状の痛みを軽減させること」が肝要ですから、そういった治療を全面に押し出していくことになります。おそらく・・・初回~3回目の施療時は○○だったのではないかと思います。しかし何と施術3回目にして腰痛はかなり軽減したご様子だったのです。(○○表記部分はご想像におまかせ致します。)


そのような経緯から厚いご信頼を頂きながら、現在も治療院をご利用下さっているわけですが、ついに念願のモーターバイクに再びご挑戦になる日がやってくることになったわけです。本当に良かったですね。

私も20代の頃はバイク乗りでしたので、そのお方が「バイクに乗りたい」とお話下さったときに、お気持ちがとてもよく理解できたので、私はこんな風なことをお伝えしたんです。

「絶対に大丈夫ですよ。今の○○さんの身体の状態だったらバイクだって乗れますから、間違いないですよ。まぁ何かあったら私が全部責任持ちますので(笑)、自信持って乗って下さい。」

それから男性はお気に入りのモーターバイクを購入されまして、先日、ついにライダー姿で治療院へとおこし下さったのです。本当に良かったですね。とてもお似合いでしたしカッコ良かったです。

そういうことで・・・

今日は男性が購入されたレーサーレプリカのモーターバイクのお写真を記念に掲載させていただこうと思います。

2002年までタイで生産されていたという『HONDA NSR 150R』です。カッコいいですね。。。
瞬発力がありそうです。

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これからもお子さん達のお父様として・・・またライダーとして、いつまでも元気なお姿で頑張って下さいね。私もいつかライダーに再挑戦出来るように共に頑張って参りますので、今後共、宜しくお願い致します。

何をやるにしても、やはり身体の状態に不備や不足があれば、思いとどまってしまうものですが、まずその『やる気』を引き出して頂くためには、やはり痛みが軽減しただけではダメなんですね。実際に動けるようにならなくてはダメなんです。

そういったことから、ここへお越しくださった皆様が元気なお姿でご自分の夢に向かって生活をされている、活動されている・・・それが一番私にとって嬉しいことなのです。その為にこそ私は施療を行っていきたい・・・そう願いながら日々の仕事に向かっています。

それでは4月後半から5月へ向かって、また毎日の施療へと私も汗を流しながら頑張って参りますので、どうぞ皆様宜しくお願い致します。(by院長)