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6月の梅雨空と新潟の「ドカベン」

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今日は早朝、家の窓を開け空を眺めてみると、どんよりとした黒い雲が広い範囲に横たわっていて、「これぞ梅雨空」と言わんばかりです。

1週間以上も早く梅雨時期に突入したのか・・・と思ったら、その後にずっと晴れ間が続いていたものの、ここからいよいよ本格的な梅雨に入ったんでしょうかね。

梅雨の時期は「3日に1日は晴れる」と言われておりますので、1ヶ月間で換算すると10日間は晴れ間が広がるようですが、20日間は雨の日や曇り空になるということですから、雨が嫌いな人にとっては気持ち的にも嫌な時期になりますね。

何年か前、この時期にゲリラ豪雨が何度も訪れ、突然の雷鳴や大雨に世の中が振り回され四苦八苦していたことを思い出します。たしか6月にも関わらず、暖房を入れていたこともあったと記憶していますが、今年の6月は一体どんな季節になるんでしょうか。

梅雨は湿度も上がってくることや、低気圧などの影響から「関節や神経の痛みを感じやすい」「倦怠感を感じやすい」ということもあって、毎年この梅雨時期にご相談が多くなるのは、首から肩にかけての痛みやこり感・シビレ、背中の痛み、腰痛、坐骨神経痛、肩や肘などの関節痛、それから体調不良や倦怠感、不眠気味など・・です。

それから学生さん達の中には、酷い怪我をしてしまったり、今まで我慢してきた痛みが急に酷くなってきたり、筋肉の異常が多くなるのも、実はこの梅雨時期からなんですね。

それだけ「身体には負担の多くなる季節」ということになるわけですが、日々の体調を出来るかぎり良好な状態を保つためにも、適度な運動で血の巡りを良くしたり、汗をかいたらしっかり水分補給するなどして、体内の水分量を適切な状態に保つことも大切ですね。

まだまだ朝晩と日中の気温差が大きくなっていて、「寝冷え」なども起こりがちですから、寝具や衣服による体温の適切なコントロールもかかせませんよね。

慢性的な疲労を日頃から感じていたり、嫌な痛みがずっと続いていたり、何処かが痺れたりしているときには、それが危険を知らせているシグナルである場合もあります。

そんなとき病院で検査を受けてみたけれど、「どこにも異常が見当たらない」とか、「お薬を貰って飲んでいるけれど、あまり症状の改善がない」とか、そういった状況の中、ここ横浜・多宝堂へご相談を頂くケースはとても多いわけですが、皆さんの抱えておられるお悩みやご相談に対して、私自身が心がけてきた大切なことは、「まず根本的な原因を導き出しながら、そこへスポットライトを当てていくような施療を行う」ということです。

そして「お薬」では改善できないような諸症状を早期に緩和させていく為に、今一番はじめに「どこをどう改善してあげれば良いのか?」ということを常に考えながら施療を行ってきました。

横浜・多宝堂で施療を受けたら、「今までよりも随分と身体が軽くなってきた」とか、「気になる痛みやシビレが軽くなった」とか「夜、寝るときに感じていた背中や腰の重苦しさから解き放たれて、ぐっすりと眠れるようになった」など・・そういったクライアントさん自身が直接感じられる「体感そのものの向上」が一番大切なことであり、そのような体感向上や健康度数の向上を目的としながら私は施療を行っています。

その上で、ここへ訪れていらっしゃる皆さんが毎日を快く過ごされていくことが、私自身の一番の願いでもあります。

また学生の皆さんの中には、これから大切な大会があるので無理をしながらでも、先へと進まなくてはならない時期・・・ということもあるでしょうが、プレーをそのまま続けてしまうと致命的なスポーツ障害へと陥る場合もありますから、そこをどのようにして改善しながら、現場での鍛錬や試合に臨むことが出来るのかを考えながら、「今出来る最善の方法」で、結果を出すことが求められます。だからこそ一回の施療の中で私は常に勝負し続けています。

人間の身体は機械で出来ているわけではありませんから、部品の交換は出来ません。だから日頃からの身体的なメンテナンスは良い状態を維持する上で、もっとも欠かせない項目に入ってきます。

時間は限られていますので、お互い汗を流しながらの前進ですが、貴重な青春の1ページを共に進んでいければな・・・と切に願っております。学生の皆さん、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



・・・ということで、6月は天候や気温の変化があって大変な季節でもありますが、皆様からご依頼いただいたご相談の一つ一つに対し、「今出来る限りの施療」を心がけながら、この1ヶ月間、また汗を流して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。


最後に・・・

今日のブログ投稿画像は、新潟へ単身赴任されているMさんから頂いた、あの「ドカベン」の銅像です。ドカベンの作者である水島新司さんは新潟出身なんですよね。少年の頃・・・ドカベンは少年チャンピオンで毎週読んでましたが、里中、殿馬、岩鬼などなど・・・山田太郎以外の銅像もあるそうですから、是非、新潟を訪れた際には、私も写真に収めてきたいと思っています。Mさん、お写真をありがとうございました。。。