B 野球肩・野球肘
【関連ブログ】 すべてのブログ記事はこちら ←クリック!
- 正しいキャッチボールの考察(1)
- 正しいキャッチボールの考察(2)
- 正しいキャッチボールの考察(3)
- スポーツによる肩関節障害&野球肩 <種類と判断・対応・処置>
- スポーツによる肩関節障害&野球肩<器質性障害と機能性障害>
- 野球肘・離断性骨軟骨炎/対応方法と治療
- 肘・内側側副靭帯再建とスポーツにおける慢性外傷
- 肘・内側側副靭帯損傷とPitcher Abuse Points(投手酷使ポイント)の関連性
- 少年期の投球における肩関節障害の予防と投球肩の大切な要素
- 野球で肩を痛めてしまう根本原因と改善法・対処法(1)
- 少年期(小学生)の野球肘障害(1)
- お子さん達の野球肘に関する初期異常への対応方法
- 少年期の野球肩を治す(1)中2年・捕手→投手のケース
- 少年期の野球肘を治す(1)小5・投手のケース
- 試合や練習後の肩や肘へのアイシング方法
- 大学生や社会人軟式野球選手に多い野球肩とその主要因
- プロ野球生活と高校球児
- 鴨川市営球場とプロ野球キャンプ
横浜・多宝堂治療院ではプロ野球選手達に生じてきた野球肩や野球肘に関する治療や対応情報を基本として、特に小学生・中学生・高校生・大学生などの成長期から成人に至るまでの若年層に対する鍼灸マッサージ施療やコンディショニング指導を主体に行っています。
特に成長期のお子さん達からご相談を頂いた場合には、「野球肩・野球肘を予防する」「関節障害を出来る限り拡大させない」ことを主眼にしております。
その上でスポーツ整形外科による患部精密検査の重要性を同時に訴えるのは、アマチュア野球界の発展はもとより、上にはプロ野球・メジャーリーグといったプロフェッショナルの野球世界が存在するからです。
多くのお子さん達の身体的資質というものを将来にわたって大切に育み守っていかなければならない・・といった自分自身の志の上からも、まず科学的な根拠によって治療を進めていく必要があります。また野球肩や野球肘を予防していく上で、正しい投球フォームを早期のうちに習得させることの重要性や、その後のチーム内におけるコンディショニング指導の重要性、またピッチャーに関しては、特に投球数の管理についてや、各野球協会・団体における試合時の投球数制限の必要性に関しても、以前からブログを通じて訴えてきましたが、ここ数年の経緯の中で、それらの重要なテーマも浸透してきたように思います。
しかしながら、なかには現状で手術を余儀なくされてしまっているお子さん達や慢性的な野球肩・野球肘に陥ってしまって病院へ通院してもなかなか解決できない・・・といった親御さんや指導者さんからのご相談が入ることも当然あります。
実はそのような難治性の野球肩や野球肘というのはプロ野球選手達にも相当数発生するわけですが、私を含めメディカル・トレーナーというのは、そういった問題を解決する為に、医療機関全般に関する情報を収集しながら、適切な医師や医療機関等のご推薦、ご紹介等も行っています。そして、まず野球肩・野球肘を予防する上で、スポーツマッサージ、ハリ治療、整体療法、リハビリ運動療法、テーピング等によって、野球選手達の肩や肘の筋肉・関節・靭帯を良好に維持していただくこと。また肩・肘の関節可動域・筋肉の柔軟性をより良好に維持していただくことは、私自身がプロ野球界で実際に行ってきたことですが、その方法論をお子さん達や学生さん達に応用しながら日々施療を行っております。
最後に・・・一番大切なことは、「お子さん達の身体を守っていく」ということです。そのなかで私自身がこれまで経験してきた多くの事例や対応方法が、必ずや皆さんのお役に立てるものであると確信しております。野球肩・野球肘の予防的な施療や治療に関して、ぜひ皆さんの一助となれれば幸いです。(by院長)
Copyright © 2024 Yokohama tahoudou Japan. All rights reserved